小さい頃から鍵っ子で
ひとりでいるのが楽しかった
妄想してるか、テレビを観るか、絵を描いてるか、
あまり外で遊ぶタイプではない子どもだった、
祖母から外に出て遊ぶ時、
とくに「道路を渡るときは
左右左確認してから渡るように!」と
厳しくいわれていた、、
ただ、そのときは近所のひとつ上の子と遊んでいて
突然、その子が道路を走って渡った、、
自身もすぐ後を追いかけ道路に飛び出した(らしい)
左手方面から来たダンプに跳ねられた(らしい)
勢いでカラダは飛ばされ
道路のアスファルト敷きの
脇の草むらの地面に落下した(らしい)
後少し手前のアスファルト敷の道路の上に
落下だったら命は助からなかった(らしい)
さらに、跳ねられた後はというと、
跳ねたダンプに乗せられて病院に向かった(らしい)
跳ねられてからダンプに乗せられるまでは
一切記憶はなかったので気絶してたのかもしれない、、
今でも、
ダンプの助手席に乗ってた場面はうっすらと思い出すが
病院まで行く間はダンプの中で
祖母に謝っていた(らしい)
祖母のいうこと聞かずに
「左右確認しないで飛び出した自分が悪いんだ!」と、、
(後で聞いた話でこれらの記憶はないが、、)
当時の運び込まれた田舎の病院の
レントゲン技術は現在ほど当然高くはなく
腹を切って内臓の状態を確かめた、、(らしい)
結果、内臓に問題はなく、
開いたついでに盲腸をとって開いた腹を縫って、
あとは足首に数針縫っただけで終了、、(だったらしい)
退院後の数回に分けて通った
抜糸の時の痛みだけは今でも覚えている、、
成長とともに腹の縫い傷は長く伸びていった、、
その後落ち込んだりしたときとか、
仕事の環境が変化したりとかの時に
ふと考える、、
この世界に神様がいるとすれば
このときなんで、俺を生かしてくれたのだろうか?、、、と